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重症熱性血小板減少症候群 新感染症 ダニが媒介 [病気]

重症熱性血小板減少症候群という新感染症で、
山口県の成人1人が死亡したと
厚生労働省が発表しました。


重症熱性血小板減少症候群は、
中国では、2009年ごろに発生が確認されています。
SFTSウイルス(SFTSV)という新型のウイルスが、
ダニを媒介して発生します。


2012年秋に海外渡航歴のない山口県の成人が、
発熱、嘔吐、下痢(黒色便)の症状で入院しました。
病院での検査では、白血球数と血小板数が
著しく減少していました。
この成人が入院中に採取された血液を検査したところ、
SFTSVが確認されました。


この感染症の症状は、
発熱、食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛、
頭痛、筋肉痛、意識障害、けいれん、昏睡、
リンパ節腫脹、咳、咽頭痛、紫斑、下血
などです。
致死率は10%を超える恐ろしい新型感染症です。


流行期は、ダニの活動が活発化する
春から秋にかけてと推測されます。


中国では、この新型感染症の媒介は、
タトゲチマダニとオウシマダニであると報告されています。
この種類のダニは、日本では青森県以南の
山野に分布しています。


予防法としては、ダニにかまれないようにすることが重要で、
山野や草むらに入るときは、
ダニにかまれないよう長袖の衣服を着用するなどの
防御が必要です。
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